男性のスーツ着用のマナーについて

スーツの着方は個人の好みによるところが大きいですが、ある程度のガイドラインが設けられています。まずボタンの留め外しですが、ダブルの場合、ボタンは留めておくことが望ましいとされています。ケースにもよりますが、下のボタンだけを留める場合もあります。シングルの場合、留めても留めなくてもよいとされています。二つボタンの場合には、下のボタンは留める必要はありませんが、特定のカットの場合は留めることもあります。三つボタンの場合、真ん中は必ず留め、トップはどちらでもいいですが、下は留めないのが主流のスタイルとなっています。一昔前は下のボタンを留めてもドレープを崩さないようなカットになっていたため留めても平気でしたが、現在のスーツでは三つボタンを留めるのはあまり一般的ではありません。四つボタンの場合、それ自体が珍しくガイドラインはありませんが、少なくとも真ん中のボタンは留めておく必要があるでしょう。また、シングルでは、座っているときにはボタンを外しておくのがマナーです。これはスーツの形を崩さないようにとの配慮から来ています。 ネクタイについてですが、色はシャツよりも暗い色であるのがよいとされています。バックのカラーはシャツと同様のものは選ばず、前面の色は逆にシャツの色味を含んだものがよいとされています。スーツの色に対しても同じ理論が適用し、それを心に留めておくと一層理想的です。一般的には、シンプルなもの、もしくは控えめな色のネクタイが好まれる傾向にあります。また、結び方は、フォーインハンド、ハーフウィンザー、ウィンザー、シェルビー、プラットなどが好まれます。